hair salon reve (ヘアーサロン・レーヴ)
過ごして頂ける隠れ家的なプライベートサロン。
サロン名 | hair salon reve (ヘアーサロン・レーヴ) |
住所 | 群馬県高崎市通町73 さくらイマジンビル1F |
電話番号 | 027-384-3655 |
営業時間 |
平日 AM11:00~PM9:00 土日祝 AM10:00~PM8:00 |
定休日 | 毎週火曜日、第3月曜日 |
アクセス | JR高崎線・高崎駅(徒歩約5分) |
東京に住んでいる人間にとって、高崎は周辺の地方都市でも非常に人気が高い。私自身も、茨城県・つくば市と並び、高崎はブックマーク・タウンになっている。青山の現役スタイリストだった斎木さんが、無縁の地にも関わらず、高崎に出店した理由は、同じ都会の喧騒にいる私には、言葉なくとも伝わってきた。そんな斎木さんの気持ちの表れなのか、アンティーク家具で彩られた中世ヨーロッパ調の店内は、決してハコが小さいわけではないが、セット面わずか2面、シャンプー台は1台のみ。美容室としては考えられないほど、「ゆとりのある空間」に演出されている。
サロンワークで斎木さんが特に意識して取り組んでいるポイントは、「後ろから見た時のシルエット」。そう言われて気がついたが、確かに後ろは顔が見えない分、「髪型」が占めるファクターは大きい。(不名誉なことかも知れないが)後ろから歩いてきた異性の振り向く回数が増えたなど、rêve特有のエピソードは、あながちジョークではないことを強調しておきたい。また再現性を配慮し、なるべくスキバサミやレザーを使わないそうだ。斎木氏がフューチャーする作品の特徴は、ショー的要素の強いヘアースタイルを作る技術と、再現性や手入れのしやすさ、我々が日常で必要とする、それぞれ違った技術を、ゲストのリクエストに合わせてバランスよく具現化してくれる点につきる。青山は「美にわがまま」なゲストが集う場所だが、そんな彼女たちが素直に「感動」というメスを許容していたのも事実。何を隠そう、私もそのうちの一人だから。「出店する場所は関係ありません。美容室は中身で勝負」です。そんな言葉が本当に似合う、数少ないサロンのひとつだ。