駅周辺はベッドタウンとして住宅地が開発され、商店も多数存在するため、川口市街とは別の独立した市街地を形成している。駅北口からすぐ、徒歩1分のところに「Paza‐Pa」（パザ・パ）がある。外観は木の素材で統一し、一見ログハウスのよう。使い込んだような味わいのある木材を使い、アメリカの田舎の民家といった感じ。周りの建物とは違う佇まいで、おしゃれだけど気取りがない。その美容室っぽくない外観に興味を持ち、店内も見てみたいと思い来店した方も多いのでは。店内も木の素材を基調にしているが、明るく清潔感がある。待合スペース、セット面、シャンプー台、それぞれのスペースを完全に区切っている。どのスペースにいるときも木のあたたかみを感じながらリラックスできる。 パザパの意味は、フランス語で一歩ずつ。東川口にサロンをオープン以来、焦らず着実に地元ファンを増やしてきた。通ってくるゲストは、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い。スタッフは、ゲストと溝を作ることがないよう、一人ひとりとの繋がりを大切にしている。髪のどんな相談にも親身に対応してくれる。取材当日も、ゲストからのホームケアについての質問にスタッフが丁寧に分かりやすく答えていた。 その様子は、すごく自然で安心感が持てる。また、ゲストの身の回りの出来事など、髪以外の話題のときはお互いに笑顔がこぼれ、見ているこちらも笑顔に。 パザ・パの特徴は、トリートメントメニューが豊富なこと。パーマやカラーの前処理としてのトリートメントは特にきちんと行っている。ゲストの髪の状態を見て、必要なトリートメントをとり入れている。ダメージを抑え、ゲストの希望をかなえることが大切というオーナーの言葉に頼もしさを感じた。 木のぬくもりに包まれ心のこもった施術と接客で、あなたも思わず笑顔になってしまうかも。