まさに「ほのぼの」という言葉がフィットする南船場のshere（シェア）。
店内はやさしい木目調をベースにどこを見渡しても視界に飛び込む観賞植物がアクセントとなっており、美容院特有の「機械感」が払拭されている。
その雰囲気は、「小さな庭園でおしゃれを楽しむ」といった感じ。私の心の温度は、この空間に包まれることで2～3度、上昇したような不思議な温かさを感じた。
サロンワークでは、造形的表現力や美しい立体的デザインの具現化は、シェアの名刺代わり。南船場という土地柄なのか、うわさを聞きつけては通う、本物志向のゲスト達にいとも簡単に「感動」というメスを入れている。そういった経緯もあり、デザイン要素の強い雑誌の撮影などにも活躍の場を広げているが、いかにもカリスマ！…って雰囲気は全くない（笑）。そんなシェア・スタッフのファンになってしまうのは、きっと私だけではないはずだ。